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新型コロナウイルスと
サイトカイン

日本に新型コロナウイルスが登場して1年になりますね・・・スッキリしないモヤモヤした日々でした・・・このモヤモヤはどこから来るのかなあと考えると、「耳や目から入ってくる情報」と「現実に見えている情報」が大きくかけ離れているからなのかと考えたりしてしまいます。

1年も経過すると感染者数(実際には陽性者数)の多さにも慣れてきて、マスコミの情報も最近では重症者よりも「後遺症」について報道が目立つようになってきているように感じます。 この後遺症ですが、実はコロナウイルスがもたらしたものではなくコロナウイルスと戦った自己免疫反応が原因なんです!コロナウイルスはあくまでもきっかけに過ぎないんですよ。

ウイルスが体内に侵入してくると、体内の免疫細胞が反応して排除しようと攻撃を仕掛けます。この時に免疫細胞が過剰に機能すると、激しい炎症反応が引き起こされて様々な正常細胞まで被害に合います。この炎症を引き起こす細胞を「サイトカイン」といいます。このサイトカインが放出するミサイルの主な成分は「活性酸素」です。この「活性酸素」というミサイルが正常な細胞に被弾すると、細胞がサビついて機能しなくなるんですね。これが肺で起これば「間質性肺炎」ですし、髪の毛根で起これば脱毛症、嗅覚神経で起これば嗅覚異常、舌で起これば味覚異常という具合です。この活性酸素を分解するのが「SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)」という活性酸素分解酵素です。これが多く作れる人は重症化しませんが、もともと基礎疾患などの慢性炎症が起こっている人は、この「SOD」が不足していますので重症化が起こりやすくなるんです。

活性酸素から身を守るものには、亜鉛・ビタミンC・ビタミンE・酵素・ルイボスティー・緑茶などがあります。日頃から気を付けて摂るようにしておくと良いですよ!気になる方はお気軽にご相談してくださいね。

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