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食欲の秋はミネラル不足から!

朝晩は涼しくなり、空気も秋の香りが漂ってきましたね。「読書の秋、食欲の秋」など色々なことが秋には適しているような言葉がありますが、今回は「食欲の秋」の正体について説明したいと思います。

「食欲の秋」と聞くと、食べ物が美味しい季節の到来を感じることが多いと思います。漢方でも秋は収穫の季節であり、冬を乗り越えるための栄養を取り込む季節と考えています。

実は「秋」は朝晩は涼しく肌寒いこともありますが、日中は気温がグッとあがって気持ち良いこともあれば暑く感じることもあります。この時の自律神経というのはとても大忙しで、朝晩は熱の放出を防ぐために皮膚や血管を収縮させて「保温」機能を優先させます。しかし日中は暖かくなるため体内の熱を「放出」させる機能を使います。自律神経は名前の通り自律して機能する神経ですのでこれらを我々は考えなくても行っています。

この時私たちのさまざまな細胞の中で、ミネラル(ナトリウム・カルシウム・マグネシウムなど)を使用することで血管を広げたり収縮させたりして体温調整をしてくれているんですね。これにより使用されたミネラル成分は汗や尿から排出されていきます。

つまり、自律神経が頑張るほど体内のミネラルはたくさん使用されて排出されていくということです。これにより、ミネラル不足が生じると食べ物から補うように脳へ伝達されて脳から「食欲」という形で命令がでます。

しかし、ここで食欲に任せてミネラルの不足したカロリーの高い食べ物ばかりを摂ると、食欲が収まらずカロリーばかりが増えて肥満へと導かれてしまいます。つまり、食欲というのはミネラルの不足から引き起こされていることもあるんですよ。

 「食欲の秋」に関わらず、日頃から食欲が収まらない方、食べても食べてもお腹が空いているように感じている方もミネラルの補給を考えて食事管理をしてみてください。天然の調味料(塩・お醤油・味噌・お出汁など)にも気を使ってみてください。当店でもすべての栄養素が溶け込んだ「味わいだし」がありますよ。

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